待合室のテレビの下に、機関車トーマスの鉄道模型コーナーを作ることにしました。
かなり大掛かりな工作になっているのが、ショーケースです。
大きなボタンを正面に取り付け、押している間、トーマスが走るようにする予定ですが、
鉄道模型に、直接手を触れていただくわけにはいきません。
ショーケースを台形にして、正面を3面のガラスで囲おうと思っています。
天窓のガラスも含めると4面になります。
ベースは既製品の「ローカウンター」で、コーナー部分(直角2等辺三角形)を2個買ってきました。
そして、その中間に、欲しい大きさになるように、木の板を継ぎ足しました。
こうして出来上がった台形の土台の上に、今度はガラスのショーケースを組み立てていきます。
そもそも台形にした理由は、治療を終わられ、ほっとして個室を出られた瞬間に、ショーケースにぶつかるような形ではいけないと考えたためです。
そこで、ケースの角を思いきり45度、削ぎ落とそうと考えました。
さらに安全性に配慮して、ガラスは、割れても飛び散らない強化ガラスを予定しています。
仕入れ先も検討をつけました。
最後の難関は、どうやってガラスを135度に継ぐかということです。
この形だと、正面の3枚のガラスは、それぞれ135度でぶつかり合うことになります。
やっと見つけたのは、6.5mmの幅で、深さ10mmの溝が切ってある、比較的太い角材です。
これを2本用意して、その間に三角材(これも直角2等辺三角形)を挟んだら、
6mmのガラスを溝にはめ込んで固定しつつ、135度にガラスを継ぐ、ショーケースの柱が出来上がりました。
ちょっとマニアックなブログになりました。
しかし、歯科治療でも、随分と工夫を凝らして治療を進める場合があります。
たとえば、骨の中に大部分が埋まっている親知らずがあるけれども、これをダメになった他の歯の代わりに、その歯の場所に移植したいというようなとき・・・。
親知らずを、引っ張り上げたり、角度を変えたりする装置を使って、しっかりと生えさせ、つまんで抜ける状況をつくり、
(極力、親知らずにダメージを与えず抜歯できる状況を作り)、
そこで始めて親知らずを抜いていって、直後に他の場所に移植する、というような治療です。
結構レアな治療で、条件が整っていないとできませんが、ときどき、おこないます。
充実したお休みでした。
それでは、また!。
院長