月別アーカイブ: 2018年5月

135度にガラスを継ぐ。トーマス、その1。

待合室のテレビの下に、機関車トーマスの鉄道模型コーナーを作ることにしました。

かなり大掛かりな工作になっているのが、ショーケースです。

大きなボタンを正面に取り付け、押している間、トーマスが走るようにする予定ですが、
鉄道模型に、直接手を触れていただくわけにはいきません。
ショーケースを台形にして、正面を3面のガラスで囲おうと思っています。
天窓のガラスも含めると4面になります。

ベースは既製品の「ローカウンター」で、コーナー部分(直角2等辺三角形)を2個買ってきました。
そして、その中間に、欲しい大きさになるように、木の板を継ぎ足しました。
こうして出来上がった台形の土台の上に、今度はガラスのショーケースを組み立てていきます。

そもそも台形にした理由は、治療を終わられ、ほっとして個室を出られた瞬間に、ショーケースにぶつかるような形ではいけないと考えたためです。
そこで、ケースの角を思いきり45度、削ぎ落とそうと考えました。
さらに安全性に配慮して、ガラスは、割れても飛び散らない強化ガラスを予定しています。
仕入れ先も検討をつけました。

最後の難関は、どうやってガラスを135度に継ぐかということです。
この形だと、正面の3枚のガラスは、それぞれ135度でぶつかり合うことになります。
やっと見つけたのは、6.5mmの幅で、深さ10mmの溝が切ってある、比較的太い角材です。
これを2本用意して、その間に三角材(これも直角2等辺三角形)を挟んだら、
6mmのガラスを溝にはめ込んで固定しつつ、135度にガラスを継ぐ、ショーケースの柱が出来上がりました。

ちょっとマニアックなブログになりました。

しかし、歯科治療でも、随分と工夫を凝らして治療を進める場合があります。
たとえば、骨の中に大部分が埋まっている親知らずがあるけれども、これをダメになった他の歯の代わりに、その歯の場所に移植したいというようなとき・・・。
親知らずを、引っ張り上げたり、角度を変えたりする装置を使って、しっかりと生えさせ、つまんで抜ける状況をつくり、
(極力、親知らずにダメージを与えず抜歯できる状況を作り)、
そこで始めて親知らずを抜いていって、直後に他の場所に移植する、というような治療です。
結構レアな治療で、条件が整っていないとできませんが、ときどき、おこないます。

充実したお休みでした。

それでは、また!。

院長

2周年、ゼロ地点に立とう。

本日は開院2周年となる日でした。
皆様に支えて頂いたお陰での2年です。
診療を振り返ると、技術も、優しさも、自己への厳しさも、もっともっと向上したい、そう思います。

先日、オーラルケアという、日本で医療用ルーペ(拡大鏡)の最大シェアを持つであろうメーカーから、郵便で、ある先生のインタビュー記事が届きました。
学生時代と研修医時代にお世話になった、口腔外科の先生です。

そこで先生がおっしゃられていたことは、「サージテル(ルーペ)を使って「ゼロ地点」に立つ
以下、引用です。
僕は、拡大鏡を使うのは当たり前のことだと思っています。
見えないのに患者さんの歯をビーって削れるわけがないですよね。
裸眼でやるというのは、不安に思っていないということ。
それ自体が怖いと思います。
僕は見えないという不安があるからサージテルを使う。
プラスアルファの治療をするために使うんじゃないんです。
使って、不安を消して、やっと治療をするためのゼロ地点に立っただけ。

読んで感動しました。
僕は「絶対に必要」と思って、これまで使い続けてきました。
しかし、こういう言葉になるところまでは、たどりついていませんでした。
思ったことの一言、「格が違う!」。

2周年。
もう一度、初心に返って、ゼロ地点に立って、
精進したいと思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

それでは、また!。

院長

タンジェント10度

マガジンラックが転倒しない構造になるよう、やっぱり今日もバロー北方店に行ってきました。

マガジンラックに80度の傾斜をつける設計で、側面の板を80度にカットしてもらおうとすると・・・。
80度にカットするには木の幅が大きすぎて、できない、
細い角材ならできるけれど、幅が20cmもあると無理です、とのこと。

パネルソーという機械で切ってもらうとき、店員さんはいつも木材を水平にセットしているけれど、
90-80=10度の傾きをつけてセットすれば良いのでは・・・?
と思いました。

さっそくタンジェント10度を計算し、木材の長さ(底辺)にかけてみると、約16cm

店員さんに、「木材の右端に16cmの端材を入れて、傾けて切ることってできますか?」と聞いてみると・・・。
余裕でできます、みたいな雰囲気~!!。
頼りになる~!!。
その後、あっという間に、スパン!と切ってくれたのでした。

ここで発見!。
僕は、高校の勉強、特に高校の数学は、日常生活では役に立たない無駄なものだと、
高校卒業後、25年以上、強く、強く、強烈に強く、決めつけていましたが、
今日はじめて、タンジェントが役に立ったのです!。

ささいな事ですが、「パンパカパーン!!」

医院に戻って、30分で完成しました。
店員さん!、タンジェント!、ありがとう!!。

今度は、機関車のトーマスが待合室を走る予定です。
あとしばらくで製作を開始します!。

それでは、また!。

院長

平成ジレンマ

「平成ジレンマ 戸塚ヨットスクールの30年 そして、現在」という2010年の映画を観ました。

戸塚宏さんといえば「体罰は教育か?」が争点となった刑事裁判を経て、今もヨットスクールを続けていらっしゃいます。

「体罰は教育か?」に関して、僕の考えを書くつもりはありませんが、
映画の中で、これは真実だなぁ、と共感する部分があったので引用します。

戸塚宏さんの言葉です。

「見とったら分かると思うけど、誰もやりたないよね、こんな仕事。
むしろ、あの、それを作らん方にまわりたいよね、教育の方にね。
だから病気と一緒で、なったやつを治すのは大変だけど、
ならんようにする、元へ元へと戻らんと、
いつまでたっても解決がつくもんか。
大事なのは教育。
これも小学校の教育なんよね。
そこさえちゃんとやれば、こういう子どもは出ないわけよね。
それがねえ。」

戸塚宏さんのやりたくない仕事。
でも、全力でやっている仕事は、ヨットスクールだと思います。

僕にとって歯科医院では、特に、歯を抜く治療、削って詰める治療です。

「drill and fill and good-bye」(削って詰めてさようなら)では、
元へ元へと戻っていないわけです。
いつまで経っても解決していないわけです。

治療から予防に。

それでは、また!。

院長

特許を目指している部品!。

以前、2月に書きましたが、エレキギターの部品開発を、これまでずっと続けてきました。

あと8時間くらい?で完成します。
写真は載せられません。
特許を出願したら、動画でお見せしますね。

しかしその前に、本当に部品がうまく機能するのかが、大問題です。
完成、取り付け、演奏テストが明日の早朝!。
終わったら、お酒を飲んで、悦に浸って、ぶっ倒れて寝たいところですが、
明日は速攻で、遠方の共同開発者に、ギターを届けに行く約束になっています。

部品は金属製です。
技工士の先生方に御協力を頂き、鋳造(鋳物で作る)を終えています。
今は、滑らかに使えるように、研磨、微調整の真っ最中です。

やはり、人生をさらに面白くしてくれるのは、趣味と友人ですね。

たった今、ガジロー岐阜北方店の辛味噌ラーメン、にんにく入り大盛りを食べてきました。
うまい!!!。
行けば必ず、スープまで飲み干す僕です。
エンジン全開で徹夜します。

それでは、また!。

院長

<翌日、追記>
今、朝の5時です。
完成しました!!!。弾いてみました!!!。
おおおおお~~!!!。
2時間、寝ます。

それでは、また!。

院長